1968年 東京都出身。 東京理科大学建築学部。東放学園専門学校を経て、CGアニメーションの道へ。CG制作会社を1996年に退社し、フリーランスのアニメーター、CGクリエーターとなる。主な作品に、TREEDOM(1999)、SCRAPLAND(2006)、あか あお ふたりで(2006)、カエルのタネ(2008)。2008年開催の、第12回広島国際アニメーションフェスティバルでは、ポスターならびにキービジュアルを手がける。「あか あお ふたりで」は 文化庁メディア芸術祭2007に於いて、審査員会推薦作品に、BIMINI2007(Latvia)では、ウィットと光覚賞(diploma for wit and light perception )を受賞。「TREEDOM」、「SCRAPLAND」は アヌシー、シナニマ、アニマムンディ、アニマドリッドなど、多くの国際コンペティションに入選し、ICA(ボストン)、ポンピドーセンターなどでも上映される。 また、「TREEDOM」は、短編映像作品を集めたDVD「openArt Short Film Selection #1 Party (epicレコードジャパン)」に収録されている。
また、これはバウスシアターではなく、多分渋谷のユーロスペースだったと思うのですが、「The Brother from Another Planet」というインディペンデントのライブアクション映画を見ました。見て頂けるとわかるのですが、主人公の男の足を、鳥っぽくしただけで宇宙人と言い切る。これでSFなんだっていう衝撃(笑)。その当時、SFといえば「E.T.」や「スターウォーズ」でしたから、「The Brother from Another Planet」を見て、こういうやり方もいいんだって思えたんです。自分の中で表現の捉え方が音を立てて、変わった気がしました。ただ、自分が映像を作ることを考えた時、役者への演技指導、カメラ、照明スタッフへのディレクションというのは、自分には想像もできませんでした。実写もやってみたかったですけどね。ただその頃は機材が高価で。フィルムや現像代、映写機の事を考えると、高校生には無理でした。知識とお金を持っている人だけが、できる趣味でした。高校卒業後は大学の建築学科に進み、大学卒業後、映像の専門学校にいきました。卒業生の多くがテレビ局に行く学校でした。24歳の頃ですね。その中にCGコースがあって、そこから映像の世界に踏み出していった感じですね。
そして幸いにも、この「TREEDOM」は、2000年にフランスの大きなアニメーションコンペティションAnnecy International Animated Film Festivalで入賞したんです。それをきっかけに各国の映画祭にお声をかけて頂けたんです。表現がバァーっと世界に広がっていく実感がありました、ドイツ、スペイン、ブラジル、オーストラリア、そしてアフリカのブルキナファソなんて言う国までにも。自分の作品がひとり歩きして行くのは、とても不思議でワクワクする気分でしたよ。
映像×音楽や、Webコンテンツ×音楽を突き進むアーティスト「deronderonderon」(デロンデロンデロン)。さわいかん、マチルダちえこ、森本のぞみの3人で構成されるダンスロックバンドである。3/1には1st full album”deronderonderon”が全国のdisk unionとiTunes storeにて販売開始し非常に勢いのあるクリエイターである。包み隠さない言葉、そして高圧的で独特な言語感が特徴である。
After Effects Styleを通して、何かを作り出したい人の第一歩を応援をするkawacho氏、非常に穏やかで謙虚な物腰でインタビューは非常に楽しいものであった。人を楽しませたり、喜ばせたりするクリエイターを世に多く輩出するきっかけを提供できること。このメディアもそのような役割が果たせれば本望である。