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【特集インタビュー】オープンソースなバンド。音楽×◯◯で常識破壊を表現するクリエイター。[deronderonderon]

インタビュー・テキスト:Daily GIF89a編集部 撮影:DailyGIF89a編集部  撮影・取材場所  Jack-Cafe (日本大通駅、横浜)

 映像×音楽や、Webコンテンツ×音楽を突き進むアーティスト「deronderonderon」(デロンデロンデロン)。さわいかん、マチルダちえこ、森本のぞみの3人で構成されるダンスロックバンドである。3/1には1st full album”deronderonderon”が全国のdisk unionとiTunes storeにて販売開始し非常に勢いのあるクリエイターである。包み隠さない言葉、そして高圧的で独特な言語感が特徴である。

 deronderonderonの活動は映像、音楽だけでなく、WEBコンテンツなど多岐に渡り、多くの若手クリエイターを巻き込みながら様々な作品を生み出している。deronderonderon代表のさわいかん氏、プロデューサーの石垣達也氏、「wall off」のMVを手がけた映像作家「みんなうそつき」の西川達郎氏をお呼びしてderonderonderonが大切にしていること、そして同世代のクリエイターを巻き込んでいくderonderonderonの面白さについてお話を頂いた。今回のインタビューでお伝えしたいのはderonderonderonの「オープンソース性」である。deronderonderonというバンドを媒介にして表現を広げていく。まるで「初音ミク」のような存在だと感じた。インタビューでは、これまでのキャリアを振り返りながら、『deronderonderon』に込められた思いについて、たっぷりと語ってもらっている。貴重なエピソードの数々を堪能して頂けたら幸いだ。

 

 

deronderonderon

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2012年横浜にハーレー彗星の如く現れた小悪魔系ダンスロックバンド。2014年3月1日に1st fll album”deronderonderon”を全国のdisk unionで発売。音楽だけでなく、映像・WEBコンテンツなど活動は多彩。 Vo.&Gt&Syn さわいかん Ba. マチルダちえこ Dr. 森本のぞみ■オフィシャルサイト http://deronderonderon.com/

 

 

 

 

石垣達也(Tatsuya Ishigaki)

アフリカ生まれロシア育ち、政治、観光、ビジネ

スに精通。deronderonderonプロデューサー。

 

 

 

西川達郎/みんなうそつき

みんなうそつきロゴ

福岡県出身 東京造形大学卒。映画、映像作家。映像演出、制作チーム「みんなうそつき」主宰。映像作品制作、MV制作の他に舞台演劇、ダンス公演のプロジェクション演出なども行っている。みんなうそつきは”違和感や差異”に注目している。

 

 

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■どうしてderonderonderonを始められたのですか?

澤井:舞台で演出やダンサーとして関わっていたんですが、「色んなことがしたい」ってのはいつも思っていて、自分にできることは何かなって思うとそれは音楽だったんです。思いのほか音楽の評判は良かったんですよ。だけど、ただ音楽を作って、スタジオに入っての繰り返しで、「それ普通のバンドじゃん」って思えて全然つまんないなーって。バンドであってバンドでない、映像であったり、WEBコンテンツだったり、枠にとらわれない表現をしたかったんですよ。限定されないクリエイティブなことがしたいと思いましたねー。だから同世代のクリエイターを大きく巻き込んで行く必要があったんですよ。

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■どんなメンバーで構成されているのですか?

澤井:んー分からないのが正直なところかもしれません(笑)。deornderonderonってバンドとしての演奏メンバー以外に、「みんなうそつき」の西川くんを含め各MVを作るクリエイターさんがいて、ビジネスアプローチで進めてくれる石垣もいて、deronグループだと何人いるんでしょう?数100人ですかね?やっぱり台風の目みたいになりたくて、同世代のクリエイターを巻き込んでいきたいんです。

石垣:様々な分野のクリエイターが関わっていきますが、主軸となる主張はブレず進んでいくことがderonの良さだと思っています。

 

■同世代のクリエイターにフォーカスする理由はどこにあるのでしょうか?

澤井:有名な映像ディレクターっていらっしゃるじゃないですか?その方々が創りだすものってお金もかかってて、ある程度完成された表現の中に存在すると思います。それとは逆に同世代の若手クリエイターって荒削りな部分があると思います。ただ、そこから生まれて来る、今までなかった表現を抽出できればと思ってます。その世代の当たり前に立ち向かう。そんな感じです。

 

■完成された物に対する反逆のようなものなのでしょうか?

澤井:いや、上の世代の人達が創り出したものはそれであって、僕らは僕らの創造をしないといけないということだと思ってます。決して反逆する必要はなく、自分たちは自分たちの表現したいことを続けるということです。

 

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■大切にしていることとはどのようなことなのでしょうか?

澤井:「同世代」は重要なコンセプトですね。

石垣:何となく、今の20代って昔みたいな希望を感じて育った世代ではなくて、絶望を感じてると思います。

西川:僕は上の世代とルールが違うと思ってます。一つ一つ新しいことを発見して、反抗でも反逆でもなく、「提案」をしているんじゃないかなと思います。世代間の良さを感じつつ、リスペクトをして自分は自分の表現をすることが大事なんじゃないでしょうか。希望を知っているからこそ、それが届かないことに絶望するのであって、自分たちの世代は希望を知らずに育った世代だから、むしろ絶望する必要もない、自由にやっていけると思っています。

 

 

 

■どうして絶望を感じているんでしょうか?

澤井:みんな考え無くなったんだと思ってるんです。動く歩道ってどう思います?立っているだけで前に進むじゃないですか。でもそれって考えてることを放棄している気がして、ただただ前に進むことって悲しいなって、それなら生きてる実感ないんじゃないかなって。そこって僕の中ではやりきれないし、絶望を感じますね。

石垣:この人すごいひねくれてるんですよ(笑)

澤井:ただ、絶望し飽きたので、今は絶望から希望を見ているという感覚でderonderonderonは活動しています。

石垣:多くの人が自立的に物事を考えて主張できる世界になればいいと思っています。

 

 

■創造するために大切にしていることはどのようなことでしょうか?

澤井:「ゆるやかな連帯感」ですかね。結局、自分一人では何も創り出せないですよ。「みんなうそつき」をはじめ、いろいろな人々が繋がって、deronは創りだされてます。

西川:deronという舞台があって、deronから声をかけられたクリエイターがそれぞれ自由に創作しているという感じですね。

 

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■西川氏(みんなうそつき)はどのようにderonderonderonと関わってこられたのですか?

西川:自分は映画から出発しました。そこから映画だけでなく色々な表現に挑戦するようになって、コンテンポラリーダンスの舞台演出を担当した時に、音響をしていたderonderonderonの澤井と関わって、そこからMVの制作をしたり、VJをやったりしましたね。そこから映像作家としていろんな表現に挑戦するようになりました。

 

■walloffに込めた思いを教えていただけますか?

西川:もともとは、もっと過激な内容だったんです。始めに防護服を着た男が海から歩いてくる映像を撮りたいって澤井から案をもらいました。何となくゴジラのメタファーですよね。そこから過剰な意味を削って微調整をしていきました。海から澤井が出て来た映像を撮った時に、歌詞の内容にとらわれず、海からスパンコールの衣装を着た男が出てきて歌いだすという可笑しいイメージでもって、このMVは成立するなと思いました。実はあの日、日焼けしすぎで病院いきましたよw。deronderonderonと見てる方向は同じな気がしますね。deronderonderonがバリバリのロックスターな感じなら一緒にやっていないかもしれないですねw。walloffのMVは誰もが好きとは言わないMVだと思います、だけど「誰にも」ではなくて孤独な「誰か」に向けて作っているし、実はそっちの方が結果的に多くの人を惹き付けるのではと考えています。またwalloffという曲自体も歌詞を含めそういう部分があるように思います。

 

 

■今後のderonderonderonはどのように変化していくのでしょうか?

澤井:やはり音楽に限らずいろいろなことに挑戦をしていきたいですよね。音楽とは関係のないコンテンツの実験の場にしたい。deronを媒介にして若きクリエイターを巻き込んでWEB、紙、映像なんでも作り出せるような組織でありたいですね。

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■最後に読者へのメッセージをお願いできますでしょうか?

石垣:一緒に働きましょう。ってことですかね?deronなら何でもできますよ。

西川:困ったら電話下さいってことでしょうかね?

澤井:つまるところ、「とりあえず」やるってことが大事だと思ってます。deronderonderonなら創造を実現させられる気がします。 下心含めて電話番号教えたいですよ(笑)まぁ、このような表現活動に力は入れてるんですが、僕らはライブにもものすごく力を入れているので、是非ふらっと遊びに行こうっていう感覚で来て欲しいです。びっくりすると思うので笑

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音楽だけでないアプローチでオープンソース化したバンド「deronderonderon」。高圧的な詩から感じた毒っぽさの背景を感じることができたインタビューであった。deonderonderonはさらなる表現へ挑戦していく。期待のクリエイターである。

インタビュー・テキスト:Daily GIF89a編集部 撮影:Daily GIF89a編集部(2014/1/31)

 

deronderonderon

deronderonderonロゴ

Vo.&Gt&Syn さわいかん Ba. マチルダちえこ Dr. 森本のぞみ■オフィシャルサイト http://deronderonderon.com/

・ライブ情報

3/29@横浜B.B.street

4/18@柏DOMe

4/24@横浜B.B.street

4/28@横浜GALAXY

5/15@横浜B.B.street

6/26@下北沢ERA

詳しくは公式ホームページ

deronderonderonロゴデザイン・CDジャケットデザイン:Lisa muramatsu

CD 12曲入り BUZZ BEAT-0001 ¥1500

若手映像作家10名とコラボし、アルバム収録曲全12曲をMV化するプロジェクト進行中。

MV製作陣

内田 圭、umihayato、金巻 勲、kyotaro hayashi、高野 徹、中原 三貴、深田 隆之、堀J、みんなうそつき、山田 酩酊

 

 

 

石垣達也(Tatsuya Ishigaki)

アフリカ生まれロシア育ち、政治、観光、ビジネ

スに精通。deronderonderonプロデューサー。

 

 

 

西川達郎/みんなうそつき

みんなうそつきロゴ

福岡県出身 東京造形大学卒。映画、映像作家。映像演出、制作チーム「みんなうそつき」主宰。映像作品制作、MV制作の他に舞台演劇、ダンス公演のプロジェクション演出なども行っている。みんなうそつきは”違和感や差異”に注目している。

 

kawacho氏インタビュー

【特集インタビュー】After Effectsチュートリアル、映像クリエイター成長の基礎を創るサイトで初心者の第一歩を。[kawacho]

インタビュー・テキスト:Daily GIF89a編集部 撮影:DailyGIF89a編集部(2014/1/31)

after effects style
 kawacho氏はAfter Effectsのチュートリアルサイト「After Effects Style」を運営している。After Effectsをお持ちの方なら、必ずたどり着いたことがあるであろうチュートリアルサイトである。そこでは、基礎テクニックから、プロでも使える様々なテクニックが公開されている。様々なサイトでも「初歩から応用まで学べるチュートリアルサイト」「まずはこのサイトを見たほうがいい」など、After Effects界隈では無くてはならない存在となっている。
実際に私も「After Effects Style」にてホログラムの表現など、様々な映像表現でお力添えを頂いた。非常に簡単で、After Effects初心者の私でも楽しく創造性を発揮できた。本メディアの読者には実際にクリエイティブな発想を現実に変えたいと思う方が多い。今回はそんなkawacho氏のAfter Effects Styleに対する思いや創造性の原点を探ってみたい。
kawacho
コンテンツ制作会社勤務のデザイナー。「After Effects Style(http://ae-style.net/)」を運営。 ポートフフォリオサイト(http://orangeage.net/)初心者の方からプロまでAfter Effectsでの映像制作を楽しんでもらいたいと、基本操作から、応用技術までのチュートリアルを開設している。After Effectsを始め日本の映像制作現場を幅広く支えている。デザイン、Web制作、モーショングラフィックスを得意とし、シンプルかつカッコ良いデザインが得意なクリエイターである。

After Effects Style(http://ae-style.net/)」

kawacho氏インタビュー

「初めての1歩を踏み出しやすくなったら嬉しいですね。」

 

―After Effects Styleは何がきっかけで運営をなされたのですか?

 

kawacho:After Effectsの初心者向け日本語チュートリアルサイトがなかったからですね。当時(2007年頃)、Web制作会社で働いていたのですが仕事でAfter Effectsを使うことになったんです。使い方をネットで調べたのですが、出てくるのは実践的なことばかりで、これから使いはじめる初心者に向けて解説しているサイトがなかったんですね。で、ないのであれば自分で作っちゃえと。自分の制作メモ的な感じで始めたサイトが次第にアクセス数が伸びていき、After Effectsを初めて取り組もうとされる方々に役立っているということが今は嬉しいですね。

 

 

「”After Effects Style”そのものが僕の人生を変えた作品なんです。」

 

―kawachoさんの今まで創り出したものの中で、人生を変えた作品はなんですか?

kawacho:作品というよりも「After Effects Style」そのものでしょうね。様々な人に出会うことができました。映像制作会社に転職したり、After Effectsのセミナーを開催させて頂いたりと多くの変化も起こりました。まさに今こうしてインタビュー受けているのもAfter Effects Styleがきっかけですしね。After Effects Styleを通じていろんな繋がりが広がっています。

映像とWEB
「映像とWEB」webデザイナー・クリエーター向けのセミナーを開催。

 

「After Effects Styleを見ればなんとかなるようにしたい」

 

―今後の活動の展望を教えていただけますか?

 
kawacho:これからも初心者から初心者でない方まで役立てられるような記事をどんどん掲載し、とりあえずAfter Effects Styleを見ればなんとかなる。というような世界を目指したいですね。そして、セミナーやワークショップ、そのほかにも何か面白いことであれば行なっていきたいなと考えています。

「好きなことや興味があることを全力でやること。」

 

―アート・クリエイティブなアウトプットをしたいと感じている読者へメッセージをお願いします。

kawacho:好きなことや興味あることなど何か全力で楽しめることがあると、いつかそれが自分の強みになっているんじゃないかな、と今はそう思います。好きなことをやっているときは時間を忘れるぐらい楽しいし、辛くても頑張れる。そうやって全力で楽しんでいれば、すぐに変化はないかもしれないけど、いつかふと振り返った時に自分が大きく変化していることに気づくことがあると思うんです。

 

―やりたいことをする。好きなことをやる。それが大切なんですね。

 

kawacho:自分の場合も、サイトを開設した2007年の自分に「今こういうことやってるんだよ。」って言ってもびっくりするくらいの変化がありましたし、周りを見ても好きなことを楽しんで取り組んでいる人は良い変化をしていることが多いですね。
―自分の好きなこと興味があることを全力で取り組む。なかなかできることでは無いかもしれませんね。

 

 

 

After Effects Styleを通して、何かを作り出したい人の第一歩を応援をするkawacho氏、非常に穏やかで謙虚な物腰でインタビューは非常に楽しいものであった。人を楽しませたり、喜ばせたりするクリエイターを世に多く輩出するきっかけを提供できること。このメディアもそのような役割が果たせれば本望である。


インタビュー・テキスト:Daily GIF89a編集部 撮影:Daily GIF89a編集部(2014/1/31)

 

 

kawacho
aftereffectsstyle_logo
After Effects Style http://ae-style.net/
ポートフォリオサイト:ORANGE AGE http://orangeage.net/
映像とWEB[Webデザイナー・クリエーター向けセミナー]
After Effectsなどの映像編集ソフトがより身近になったことから、ウェブ上で映像周りの表現で活躍されている方々をおよびし、映像にも挑戦したいなと思っているwebデザイナー・クリエーター向けのセミナーを主催。年1回くらいのペースで開催。