撮影・執筆:Daily GIF89a編集部
【この記事で理解できること】(文章量:3分)
・作業時間10分で手書きのアニメーションを作成することができます。
・写真を自由自在に動かせる「Photoshopパペットワープ機能」の使い方を理解できます。

【鉄拳のような手書きパラパラ漫画を楽して作りたい!】
鉄拳氏ような手書きのパラパラ漫画を作成したいと思ったことは無いだろうか。
ここまでのフレーム数を描ききるのは並みの体力と技術ではできないであろう。楽して感動を得ようなど世の中甘くないのである。しかし、今回は世の中を甘くする方法を解説する。手描きのパラパラ漫画を作成してみたいという方も多いはずだ。今回は、Photoshopのパペットワープという機能を用いて、写真1枚で、絵がどれだけ下手でも作成できるパラパラ漫画GIFアニメの作り方をご紹介したい。作業時間は10分ほどで、動きのあるアニメーションを作成することができる。
【用意するもの】
・紙
・鉛筆
・カメラ
・Photoshop(CS5以上の環境ならパペットワープ機能を使うことができる。)
【撮影した素材】
【作成したパラパラ漫画GIFアニメ】
【作成手順】
1.紙と鉛筆とカメラとPhotoshopを準備する。 
2.紙に人の絵を描く。
3.Photoshopに取り込む
4.人を選択ツール等で切り抜く
5.人レイヤーをコピーして貼り付ける
6.背景レイヤーを選択し、矩形選択ツールで人型部分を選択し、右クリックで「塗りつぶし」を選択する。
7.「コンテンツに応じる」を選択し、「OK」を押す
8.綺麗に塗りつぶすことができたことを確認
9.なめらかなジャンプにするため人レイヤーを3回コピーする
10.「編集」「パペットワープ」を選択する
11.人レイヤーをクリックするとピンが打てるようになる
12.関節にピンを打つことで人間らしい動きが表現できる。
13.人-1 しゃがんだ人になるようピンを打ちドラッグしてこのような形にする。
14.人-2 飛び上がる瞬間のためそのまま
15.人-3 ジャンプ途中で上がる膝や腕を表現
16.人-4 膝の曲げや腕の伸ばしを表現する。
17.人-1,2,3,4を移動ツールで任意の高さに配置する。
18.人-1,2,3,4をコピーする
19.コピーしたレイヤーを並べ替える。
20.「ウィンドウ」「アニメーション」でアニメーションウィンドウを起動する。
21.1フレームごとに下からレイヤーを表示、非表示を選択してジャンプしているようにする
22.全8フレーム分繰り返す
23.「ファイル」「Webおよびデバイス用に保存」をクリックする。
24.保存形式を「GIF」にして保存
【完成:いつかは鉄拳。パペットワープで手書きパラパラ漫画GIFアニメが作成できた。】
いかがだっただろうか。手書きの絵に自信がない方も多いはずだ、ぜひPhotoshopのパペットワープを用いて手書きパラパラ漫画を作成して友達に自慢してみてはいかがだろうか。また作成した作品はGIFMAGAZINEに投稿するなどして、世界中のクリエイターに見てもらったり、GIFMAGAZINE TVで流してみてはどうだろうか。多くの方の創造性が発揮されるきっかけとなれば幸いだ。
撮影・執筆:Daily GIF89a編集部