
After Effects CS5以降ではGIFアニメをレンダリングすることができない。今回は無料のフォトレタッチツールのGIMPを用いて、After Effectsで作りこんだ動画をGIF化する方法をご紹介する。要点は以下の3STEPである。
STEP1.After Effectsでjpeg形式でレンダリングする。
STEP2.GIMPでレンダリングしたjpegファイルを全てレイヤーとして開く。
STEP3.GIF最適化をしてエクスポートする。
※ちなみにAdobe公式のAfter Effectsヘルプサイトでは以下のように指示がある。
まずQuickTimeムービーを「ンダリング」するらしい。謎は深まる。今回は公式とは若干ことなり、jpegを1枚1枚レイヤーとして読み込んで、GIFにまとめる形で作成をしている。それでは以下に実際の作業を説明する。
【今回作成したGIF】

【After Effectsの動画をGIFアニメ化する方法】
1.After Effectsで動画を作成する。
2.「コンポジション」「レンダーキュイーに追加」をクリック
3.「出力モジュール設定」で「JPEGシーケンス」を選択しする。
5.「出力先」は任意の新しいフォルダを作成して保存先に指定する。
6.「レンダリング」をクリックする。
7.GIMPを起動する。
8.「ファイル」「レイヤーとして開く」を選択する。
9.アフターエフェクトで保存したファイルを全て指定し、「開く」をクリックする。
9.全てのjpegが読み込まれてレイヤーごとに表示される。
10,「フィルター」「アニメーション」「再生」をクリックする。
11.「Play」をクリックするとGIFが再生される。確認が完了したら、プレビューのウィンドウを閉じる。
12.「フィルター」「アニメーション」「GIF用最適化」をクリックする。
15.アニメーションのウィンドウで「アニメーションとエクスポート」「無限ループ」「全フレームのディレイ&フレーム処理」にチェックしエクスポートをする。
16.完成

いかがだったであろうか。After Effectsで非常に高度な動画作成しているユーザーは多いだろう。今回のような簡単な方法で今まで作成した動画をGIFにして遊ぶことができる。ぜひAfter EffectsとGIMPをもちいてGIFライフを楽しんでもらいたい。