執筆:Daily GIF89a編集部(中坂明子)
この記事で理解できること(文章量:3分)
・作業時間10分ほどで、Photoshopを用いて、GIFアニメを作ることができる。
・扱いが難しい炎の画像をキレイに切り抜くこと。
今回制作したGIFアニメ
今回は、扱いが難しい炎の画像をキレイに切り抜いてGIFアニメを作成する方法を紹介しよう。
最初に必要なものはPhotoshop、炎を吹かせたい画像。ここでは口を開けた男性の画像を準備した。
使用した素材
次に、炎の素材をダウンロードする。
(参考URL:http://www.adigitaldreamer.com/gallery/)
炎が1つだけ、画面中央に単体で入っている画像を選ぶのがおすすめだ。
制作手順
1.画像が用意できたら、男性の画像と、炎の画像をそれぞれPhotoshopで開く。
2.炎レイヤーだけを別レイヤーに切り取る。
では、炎だけを別レイヤーに切り取ろう。
炎の画像のウィンドウで、「チャンネル」を表示、「レッド」以外を非表示にする。「自動選択ツール」を使用した状態にし、「レッド」のプレビュー表示を、Ctrlを押しながらクリック。マウスポインタに四角の枠が表示されたことを確認。
「レッド」以外の「チャンネル」を再度表示し、「レイヤー」に表示を切り替える。Ctrl+Cでコピー、Ctrl+Vでペーストすると、炎だけが切り取られたレイヤーが作成される。
3.切り取られた炎レイヤーを男性の画像に合成し、変形。光彩(外側)を赤系の色でかけて、炎の照り返しを表現する。
4.「ウィンドウ」「アニメーション」をクリックして、タイムラインを表示し仕上げる。
フレームをコピーし、片方のフレームの炎レイヤーを非表示にする。
5.「ファイル」「Webおよびデバイスに保存」をクリックし、保存形式をGIFにしたら完成。
完成したGIFアニメはこちら。
炎や水といった形があやふやな画像はそのままでは合成に用いるのが難しいが、今回紹介した「チャンネル」を利用した切り抜きの方法を用いれば、簡単に元画像に溶け込む形で合成ができる。ぜひ活用してみてはいかがだろうか。
執筆:Daily GIF89a編集部(中坂明子)
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