撮影・執筆:Daily GIF89a編集部
【この記事で理解できること】(文章量:3分)
・カメラ撮影とPhotoshopを用いて作業時間15分ほどで非常に簡易的にコマ撮りのアニメーションを制作することができます。

人生で殴られたことって無いな(哀愁)。
最近、殴られたことはあるだろうか?私は無い。「親にも殴られたこと無いのに。(アムロ)」とはよく言ったものであるが、学校生活で殴られるような生徒では無かった。ましてや平和で穏やかな家庭に育った私は殴られることは無かった。一度殴られてみよう。そんな解説記事である。コマ撮りを撮り終えた後に辻褄をあわせに行ったことは断じて無い。そう、断じて無い。特に新しい機能や撮影方法を解説するわけではないが、可能な限り、カメラとPhotoshopやGIMP(無料のフォトレタッチツール)さえあれば、どなたでもGIFアニメを制作できるよう心がけるのでご覧頂きたい。
【用意するもの】
・写真素材
・Photoshop(GIMPなどの無料のフォトレタッチツールでも可)
【撮影した素材】
■ダウンロード http://dcc.lolipop.jp/gif_media/sample_file/004_do-m.zip
【作成したパラパラ漫画GIFアニメ】

【制作手順】
1.1〜5フレームまでに腕をゆっくりと振り上げるポーズを撮影した。
2.7,8フレームではでは腕を手前に動かしながら、カメラに近づくようなポーズを撮影した。
3.9,10フレームでは一人称視点を左に動かし、離れる手を見つめるように撮影した。
4.11〜15フレームでは崩れ落ちる一人称視点を表現するため木人形の顔を見つめながら地面に倒れるように撮影した。
5.16〜23フレームでは崩れ落ち、足元を見つめる一人称視点を撮影した。
6.撮影した画像を全てPhotoshopにレイヤーとして読み込む。
7.「ウィンドウ」「アニメーション」をクリックし、アニメーションウィンドウを起動する。
8.アニメーションウィンドウを用いて、撮影した順番に1フレーム、1レイヤーというように表示をし、任意で写真の色味等を変更する。
9.フレームのコピーを繰り返し、23フレーム全て順に表示した様子はこちら。
10.「ファイル」「Webおよびデバイス用に保存」をクリックする。
11.保存形式をGIFにして保存する。
【完成:勢い良く、そして理不尽に木人形に殴られる。社会は常に理不尽なのである。】

いかがだっただろうか。今回は特にPhotoshopの機能を活用したわけではなかったが、このように簡易的なコマ撮りでGIFアニメーションを制作してみてはいかがだろうか。また作成した作品はGIFMAGAZINEに投稿するなどして、世界中のクリエイターに見てもらったり、GIFMAGAZINE TVで流してみてはどうだろうか。多くの方の創造性が発揮されるきっかけとなれば幸いだ。
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撮影・執筆:Daily GIF89a編集部